複雑性PTSD、うつ、過敏性腸症候群(IBS)のきらめき日記

生きにくさはあるけれど、キラキラしたものも見つけてやっていこうよ、自分の人生。鬱と過敏性腸症候群を抱えてます。

2023 夏

世間で、「おばさん」といわれる年齢になって、気付いたことが沢山ある。

なぜ、隣のおばさんは洗濯物をベランダに干す時、カーラーを後頭部に二個巻いていたのか。

なぜ、バスに乗ったおばあさん達は、揃って頭にニット帽をぴったり被っているのか。

なぜなら、髪が薄くなってボリュームがなくなったからだ。

自分の髪が薄くなって初めてわかった。

おばさん達がナイロンのバッグを持っているのは、長時間重いバッグを持つと疲れてしまうからだそうだ。

私にもその気持ちがわかってきた。

これからも若い頃にはわからなかった、おばさんやおばあさん達の行動や心理がいろいろわかってくるに違いない。

なんだか悲しい。

 

梅雨明けしてないのにこの暑さ。

体温越え?

そんな馬鹿な。

私が子供だった頃は帽子被ってセミを捕っていた。

今は日焼けが怖くて洗濯物を干す時も日焼け止めを塗っている。

あー、小学生の頃のようにアイス片手にプールに行きたい。

 

さらさらのパッドにひんやりケット。

クーラーの効いた部屋で極楽だ。

しかし私は、いまだに失神をたびたび起こすほど、まだまだ具合が悪い。

それでも随分良くなってきたと実感している。

最近ハマっているタロット占いと誘導瞑想が効いてきたのかもしれない。

横になって、スマホから聞こえる声に導かれ、リラックス。

私は力を抜いて、今までの人生を洗い流す。

 

今の任務は歯医者に通うこと。

予約日に歯医者に行くことができなくて、治療はいつも中断し、奥歯の治療に何年もかかっている。

この間やっと奥歯の土台を作るための型どりをしてきた。

やっとここまできた。

もうひと頑張り。

 

月の見えないアパートでも、セミと鳥の鳴き声がよく聞こえる。

私の五十数回目の夏。

夏の記憶が学生の時で止まっている私は、今年の夏を大事にしよう。

どんな夏にしようかな。