複雑性PTSD、うつ、過敏性腸症候群(IBS)のきらめき日記

生きにくさはあるけれど、キラキラしたものも見つけてやっていこうよ、自分の人生。鬱と過敏性腸症候群を抱えてます。

2021 夏のさまざま

毎週食料品を配達してくれる生協を利用しているが、先週は野菜が配達されなかった。

青果を扱っているセンターの従業員に、複数のコロナウイルスの罹患者が発生した為だという。

新たな人員が確保できないということだろう。

生協も農家も大ダメージだ。

こんなところにもコロナの影響が。

コロナがぐっと身近になってきた。。

 

暑いなぁ。

暑い中、区役所に行って、諸々手続きをしてきた。

区役所までタクシーで片道三千円かかるのだが、今回二千円しなかった。

私が驚いて、いつも三千円します。

と言うと、女性運転手が、

「道知らないな-」

と同業者に呆れ、今度乗る時に、○○中学を通って△△の前を通って下さいって言ってください。とアドバイスしてくれた。

女性のほうが仕事ができる。

 

区役所で手続きした際、私のプライベートに立ち入った質問をした女性スタッフが忌々しくて仕方ない。

でっぷりした指に金の指輪を三つも嵌めていた。

質問に警戒もせず、すらすら答えてしまった自分を責めている。

最近、医療、福祉関係で人に恵まれ過ぎていたせいもあって、世の中を知らな過ぎた。

世間には悪い人もいるのだ。

外に出て世の中を知らなければ甘く見られるばかりだ。

 

まだ家事が出来なくて、食事を作ることさえ満足にできないので、やはりお弁当の宅配サービスを始めてみようかと思う。

食事を作る負担が減ったら私も前向きに食事をするかもしれない。

なんてこった。

それならもっと何年も前から始めておくべきだった。

私はなんで宅配弁当をもっと具合の悪い時、頼まなかったのか思い出せない。

 

白髪が多く、三十代の頃から白髪染めをしている。

外に出るのはひと月に一回、東京の病院に行く時だけだし、それすらやっとだから、数年白髪染めをしていなかった。

入院をしてから白髪を染めなくなると、そのことにすら慣れてしまう。

以前は帽子を被っていたが、ここ数年被ることすらしなくなっていた。

いつか染めようと思っていたのだ。

頭皮を傷めないように、わざわざ低刺激の白髪染めを買って。

日常のことすらできないので、結局染めることすら出来ていなかった。

先日乗ったタクシーの運転手さんにどうも好意を持たれたらしい。

家に着いても年配の男性運転手の話は止まらず、車中に30分近くいて話を聞いた。

乗った時には戦争の話をしていたのだが、到着して料金を払う際、運転手が私を見て、それから話が進んできた。

横浜、ベトナム、沖縄ときていた話が、新潟、ロシア、ヨーロッパになってきた。

70代の運転手さんは話を聞いて欲しいのだろうと耳を傾けていたのだが、しばしば出る、

「あなたみたいにお綺麗な方」

このワードでピンとこない鈍い私。

「(無礼な会社の人でなく)あなたみたいな人にみかんあげたい」

「私なんてすっかり抜け落ちちゃって」と頭に手を当てる照れくさそうな顔。

解放されてやっと気づく。

私口説かれてた?

え?私同世代に見えた?

愕然とする。

人間マスクしていれば判断するのは髪と目だ。

髪が70代…

そういえば、見積りにきた兄ちゃんに後藤さんのお母さんと間違えられた。

「お嬢さん?娘さん?」

後藤さんに。

私に後頭部見せて。

いけない。

70代に見えるなんて、そんな…

十日ほど前に東京に行った帰りにあわてて、カット店に飛び込んだ。

久しぶりのショートカット。

シャンプーってこんなに楽?

しかしカットがやっとでまだ染めてない。

帽子を被った今回のタクシーの中で、初めて会った運転手さんに話しかけられた。

「お姉さんか奥さんかわかんないけど」

やった。

お姉さんまで昇格。

 

今度髪染めよう。