今週のお題「急に寒いやん」
夏が行ってしまった。
どこに行った?
きっと南の島辺りだろう。
オーストラリアのサンタは、赤い服着てサーフィンをする。
クリスマスが見えてくる。そんな時季になってきた。
私の夏の思い出は、まぶしい日差しと洗濯と、二回の東京。
朝から日焼け止めと帽子でガードして、起きてる日には洗濯をした。
毎日よく照って、洗濯物がよく乾いた。
そんな日もあれば、朝からカーテンを閉めてクーラーをつけて寝ている日もあった。
それでも前進中。
時々たまらなくなる。
なんでこんなことになったのだろう。
私が何をしたって言うの?
私ばっかりだ。
もう無理だよ。
東京の病院にノコノコ行く気になんてなれない。
私は被害者なのに、なんで私が東京まで行かなきゃならないの?
「不条理ですね」
先生が言う。
私は恨めしいのだ。
悔しいのだ。
なんで私にひどいことばっかり起こるの?
私は恨めしい。
7月に診療所に行った帰りにローファーを買った。
履いて行ったサンダルでかかとが痛くなってしまったので、駅のトイレで買ったローファーに履き替えたら、洗面所に忘れてきてしまった。
8月に遺失物係に赴いたところ、サンダルは警察署に届けたとのこと。
早めに引き取りに行かなければならない。
最近頭痛がしてひどく疲れる。
解離がよくなってくると疲れを感じるようになってくるらしい。
具合の悪さが、なりを潜めて疲れが目立ってくるということだろうか。
それならば良い兆しなのだろう。
夏以降、自分が「おばさん」だと認識することが多々あり、今はおばさんだということを受け入れ始めている。
人は外に出なくても、経験が少なくても、おばさんになるのか。
なんだか損した気分だ。
今は新しい毛布をネットで探している。
寒くなって、冬に籠るのも好き。
私はこれからもしんどい、しんどいと言いながらも生きて行くのだろう。
冷たい雨が降るスポーツの日。
こうして秋はしんしんと深まって行くのだな。