むすんで ひらいて

生きにくさはあるけれど、キラキラしたものも見つけてやっていこうよ、自分の人生。鬱と過敏性腸症候群を抱えてます。

初冬に

お題「ひとりの時間の過ごし方」

自分の心を見つめ直すためにも。

今、私はブログという自分の居場所に戻ってきています。

静かな夜。

11月25日 月曜日

晩秋。なのか、初冬。なのか。微妙な季節の狭間。

時間や季節を味わうということから、縁遠くなってしまったことにも、気付かなかったここ数十年。

自分がここにいる。ということを確認しながら、粘り強く、ボチボチやって行こうと思っています。

昨年、「あずきのチカラ」というアイピローを購入して、その効能に驚きました。

「温熱ピロー」ということです。

あずきが入っている温熱ピローで、レンジで1分弱温めます。

仰向けで目の上に載せると、じんわり目もとが温まっていきます。

これが、ホケーっとなるほど気持ちが良い。

こんなに目もとって冷えてたのか。

目もとを温めるとこんなに気持ちが良いのか。

一年前に購入して初めて使用した時は、腰が抜けるほど驚きました。

レンジで温めるとあずきの香ばしい、ほんわかした香りが漂います。

アイピローの適度な重みと、あずきが中に入って、くったり、さらさら動く様は何かを思い起こさせる。

そうだ!

この感じは「お手玉」だ!

と、小学生の頃、お手玉で遊んだことを思い出しました。

ちょうどお手玉を2個、両目の上に載せた感じです。

アイピローをして数分。

自分が「たれパンダ」になった気がしてきます。

どんどん、どんどん垂れて行き、やがてぐんにゃり、くたーっと気が抜けて、ハッとしました。

ー私は力が抜けたことがなかった。

力が抜けるってこういうことなのか…

私は眠る時すら力が抜けていなかったのか。

初めて、力が抜ける体験をしたのです。

その時は腰砕けになって、しばらく立ち上がれませんでした。

それと同時に、どうして力が抜けなかったのか、ということに思い当たりました。

これからは意識的に力を抜く時間を作ろうと思いました。

一年前の冬は、アイピローを使って力を抜くことから始め、体を温めることにも意識が向かい、音楽を聴いたりしながら、自身を大事にする時間を持つ大切さに気付きました。

自分をいたわらなければ。

やっと、自分自身に向かい合い始めた、大切な時期でした。

それから暖かくなり始めるとアイピローの出番はなくなり、最近寒くなってきて、また思い出しました。

自分の時間を持つことは昔からあこがれでした。

今やっと、自分の時間を持つことが出来るようになってきたところです。

こうして、ゆっくりと自分を振り返ることもできます。

ブログを書いていて、自分の居場所があって、良かったと思います。

最近、薬の効果からか、いくらか動けるようになったことでいくつか失敗をし、気付かされたことも多いです。

自分の性格に向かい合う場面がいくつも出てきました。

私は人に流されやすい。

普段調子が悪いのに、いくらか良い時には過信して動き過ぎてしまう。

そしてすぐパニクる。

これは外の世界のことだけではないのですが、人間関係に不慣れな自分にも直面しました。

私は成長してないなぁ。一生このままだったらどうしよう。

「あなたの悪いところは人との距離感がないこと」

と言ってくれた人の言葉を思い出しました。

そうか。こういう場面のことなんだ。

と、やっと納得がいきました。

私は、誰とでもすぐ仲良くなれること(距離感がなくて馴れ馴れしい)は長所ではないかと思っていたのです。

距離感を見すぎて何もしないより、早く親しくなれるのはいいことだと。

そういう、ずかずかした面が、言葉だけという場面でも、しっかり出てしまっていたのです。

言葉だけだから、なおさら気を付けなければいけなかったのに。

今、私には友人がおらず、福祉の方とのコミュニケーションだけになっています。

そういう部分をブログに求め過ぎていたこともあります。

反省しきりです。

御気分を悪くされている方がいたら申し訳ありません。

 

「自分と街との話」

書いてみたいお題だったのですが、先週締め切られてしまって、残念…。

坂のある街についての思い出を書いて見たかった。

書けそうになった時、不意に書いてみるつもりです。

 

雨も降って急に寒くなったので、新しい毛布が欲しい。

さらさらしたタオルケットで、ごろごろしながら過ごす夏もいいけれど、フワフワな毛布に包まれる冬ごもりのこれからの季節も好き。

街に出ることがあったら、これこそ運命!と思う毛布に出会いたい。

 

今週のお題は「紅葉」

コンビニに行く時に、イチョウ並木を見上げながら、ゆっくり歩いてみよう。