韓国と日本の関係がこじれにこじれている。
テレビがなく、ネットニュースではうまく掴みきれないが、発端は「日本の韓国人の徴用工問題」だという。
今回は日本も強行な態度を崩さない。
文在寅大統領はうまく韓国人の「恨文化」を利用して、最近良くなる兆しを見せていた日韓関係を振り出しに戻そうとしている。
私達民間の草の根交流が功を奏した頃になってまた。
私は以前から思っているのだが、日韓関係に横たわる問題、主に戦中の歴史問題の一部である「従軍慰安婦」については、国家間の問題ではなく、男女の問題だと思っている。
女は男より弱い。
体格、体力、性的な面において。
私達女性はいつも男性に服従してきた。
女性も社会参加できるようになったのは、歴史上、ごく最近のことなのである。
女性は太古の昔から男性にかしずいて来なければならなかった。
弱い女性達は男性に蹂躙されてきた。
日常的に。
強姦が法律的に裁かれなかった昔は、すべての女性達は泣き寝入りしてきた。
戦争という常軌を逸した非日常の中ではどんなことでも起こり得、女性達と子ども達は一番弱い。
惨禍の中、被害に遭うのは決まって子どもと女性である。
「従軍慰安婦問題」を論じる時、我々はそういう視点から見ることが大切で、私達女性は国同士がいくら政治問題と絡めようと、ひとりの「女性」として世界中の女性達と手を繋ぎ、今までの古い男性優位社会や、これからの女性としての問題に取り組んで行かなければならないのだ。と肝に命じたい。
これから男性、女性共に幸せになれる社会を目指して。